花街保全の具体化を考える~景観計画区域特別区域の指定に向けて~
古町花街は、全国随一の伝統的料亭街であり、若手芸妓を継続的に輩出する貴重な生きた花街でもあります。にいがた2kmの一角をなし、中心市街地活性化の核としても重要です。昨年のイベントでも取り上げた通り、市の景観計画特別区域に指定する取組みも進んでいます。
一方、単体の建造物を保全する制度として平成8年に設立された国の登録有形文化財制度があります。これは従来の指定文化財と比べ、規制を緩くして活用に重点を置いたもので、市内ではこれまでに40カ所が登録されています。古町花街では、行形亭、鍋茶屋に加え、令和5年に瓢亭(旧花岡家住宅)、令和6年に旧割烹有明が新たに登録されました。
そこで、今回のイベントでは、登録有形文化財制度の仕組みや新規に登録された二つの建築について紹介した上で、関係の皆さんで今後の展望を含めた議論を行いたいと思います。なお、このイベントは町家の日普及実行委員会(京町家情報センター内)が主催する「町家の日2025」に参加しています。
- ◆日時/2025年3月16日(日) 14:00~16:00(受付13:30~)
- ◆会場/三業会館(旧割烹有明)
新潟市中央区古町9番町1463番地 - ◆定員/40名
- ◆参加費/無料
- ◆主催/古町花街の会、新潟まち遺産の会
- ◆お申込み・お問合せ/古町花街の会事務局
TEL:025-222-2237/FAX:025-228-5603/Mail:furumachi.kagai.club@gmail.com